あややの話

もちろん松浦亜弥ではなくて若尾文子のことです。
ちなみに僕が最近まで「若尾ふみこ」だと思ってたのはナイショです。

BAILAとかDomaniとかって僕にはさっぱりわからないのですよ。
30代女性ファッション誌がわからないと言ってもいい。
CanCamは好きではありませんが、CanCam読んでる女の子が
それらの服のどこがかわいいと思ってるのかは大体わかるつもり。
で、わかった上で「僕は好きじゃない」と言ってるつもり。

でも30代女性誌に関しては
好み以前に読者がどこを見て素敵って思ってるのか、そのツボがわからない。
襟の形もスカート丈もマフラーの色も髪の巻き具合も
何もかもさっぱりわからない。
一ミリも素敵だと思えないんですよね、なぜか。
欧米の映画観てると、20歳くらいの小娘より
40前の女のほうがよっぽどいい女顔してて、実際いい女なんですけど
日本にそういう女性ってすごくけっこう少ない気がします。

欧米の若い女の子ってすっぴんで汚い格好(褒め言葉)してますけど
それに比べると日本の女性って
10代の頃から大人っぽくなりたい願望が強いですよね(あくまで傾向ですが)
僕、それがいかんのではないかと思うんです。
祇園囃子』の若尾文子は当時20歳、
映画の中では16歳の役ですが本当に子供みたいです(笑)
それがこの先、日本一妖艶な女優になっていくんだからわからないものです。

何が言いたいかって言いますと、
小娘の段階で老け作りしすぎちゃってて
30過ぎたらオバサンだなんて思ってるから
実際に30過ぎたときに本当にオバサンになっちゃうんじゃないかなぁと。
美しさは磨いていくものって思ってれば
あややとかシャーロット・ランプリングみたいな
いい女になれるんじゃないかなぁと。

他人のことをとやかく言う前にお前はどうなんだとか言わないで下さい。
そんなことはわかっていますとも(笑)