克服したい!

有名な批評家や映画監督たちがこぞって絶賛するストローブ=ユイレ
初めて『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』を観たとき以来、
この二人は僕にとって鬼門でありました。いや、今もですね。
彼らの映画を心から楽しむことができて初めて、
自分も映画ファンだと胸を張れるのではあるまいかと(半分本気です)

123分寝ることもなく、かなり楽しんで観ることができたというだけで
僕も成長したもんだなぁという感慨を覚えるのに十分です。
昨日は、お昼に飯を食わないで仮眠をとったのが幸いしたようですね。

まぁ途中で「もう5時間くらい観てるんじゃないか?」
なんて思って気が遠くなる瞬間もありましたから(笑)
「俺っちはちょいとしたシネフィルよ」
なぞと胸を張れるようになるまでの道は遠そうです。

前日の十分な睡眠、及び「今日はストローブ=ユイレを観るぞ!!」
という覚悟がなければ到底最後まで観ることができない映画でして、
生半可な気持ちで観ると料金をどぶに捨てることになります。
キューカーとかゴダールだったら
「みんなも観なよ!楽しいよ!」って言えるんですけどねぇ。
ストローブ=ユイレは、簡単には人に勧められません。
下手すれば嫌がらせだと思われかねませんので(笑)