憧れに憧れる

村上春樹のエッセイ(『ランゲルハンス島の午後』だったか?)に
なんかの小説でロンメル将軍がウィンナシュニッツェル(仔牛のカツレツ)
を食べるシーンの描写のことを書いていて
僕はそれを読んでからウィンナシュニッツェルを食べてみたいなぁ
とずっと(といっても切にというわけでもなく)思っていたのです。

つまりその小説を読んで「美味そうだなぁ」と思ったと書く
村上春樹のエッセイを読んで「美味そうだなぁ」と思ってたわけです。

で、通りがかりの洋食屋にウィンナシュニッツェルがあったので食ってみました。
村上は「ヌードルが添えていなければならない」
みたいなことを書いていて、そこのウィンナシュニッツェルには
ヌードルは添えてなかったのですが、まぁ美味かったですわ。
「憧れの味を堪能した!」っていう程のことではなかったですが。