優さんたちの話

俳優にとって顔と脳みそはとても重要なわけです。
柴咲コウは顔はとてもいいけど、すごーく頭が悪いですね(失礼)
竹内結子は頭はすごーくいいけど、顔がダメです。
顔の良し悪しってのは美人不細工って意味じゃなくて
画面に写し出されるのに耐えられるかどうかの話。
頭がいいってのは演技が上手いのとはちょっと違って
なんつーか状況を見通す力のことでしょうか。

現時点での俳優としてのアドバンテージは
顔の不味さにもかかわらず自己演出力の差で
竹内にあると言えましょう。
自分がどういう演技をすればいいのかを
彼女は聡明にして知ってますけど
逆に言えば限界が見えちゃってます。
美人女優としてやっていける顔じゃないけど
汚れ役をやるには綺麗すぎるんで
この先大化けする可能性は低く、微妙なところ。

対して柴咲は現時点では明らかに負けていて
塩田明彦の腕をもってしても
観るのがきついシーンがありますが、
知性は鍛えることが可能なので
この先もっと良くなる可能性はあるわけです。
ただし、彼女が自分が置かれている状況を
ちゃんと自覚してるかどうかは微妙で
良い女優になるには相当な努力が必要でしょう。

顔も頭もいい長澤まさみ山本圭壱には
二人とも一生勝てない可能性が大だけど
『才能なんかで人の一生が決められてたまるか!』
という思いは僕にもあるわけでして、
なんとかがんばって一矢報いてほしいと心から思います。
がんばれ竹内、柴咲、そして俺!