三浦俊彦『ラッセルのパラドックス』

最近ますます難しい本が読めなくなってる28歳。
重い本カバンに入れて歩くのが億劫なメガネ男子。それが僕。
そういうわけで最近は新書を読んでいるのです。

以前にも同じことを書いたのですが、

A1「タバコは嫌いだけど、好きな女性が吸うならしょうがない」

というような発言をしたところ、
当のそのとき好きだった女性(喫煙者)に

a1「アイツはタバコ吸う女が嫌いらしい」

と伝えられてしまったのですね(涙)
で、しばらくしてその日記を読んだ知人から

a2「好きな人の吸うタバコだったらいい臭いになる、見たいなこと書いてたよね」

というようなことを言われてしまったのです。

a1とa2はまるで反対の意味ですが、
A1の文から単語をピックアップすれば両方が導けます。
ラッセル風にA1を言い換えると、

A2「ある人物xがyを吸うとき、yがタバコであれば私はyを嫌うが、xが私の好きな女性であるとき、私はxを許容する。」

となります(適当なんで間違ってるかもしれません)

a1は「yを嫌う」のところにxを代入しており
a2は「xを許容する」のところにyを代入しています。

何が言いたかったかというと、
僕はどうもラッセル的に言語を解釈しようとする傾向が強いなぁと。
自分の発言がA2のように確定しないことに苛立ってしまうし、
相手の発言Bをb1、b2、b3…まで考えて解釈して混乱したりする(笑)
円滑なコミュニケーションを営むには、
もうちょっと日常言語に慣れなくてはいけませんね。


↑なんか、偉くわかりづらい文章になっちゃいましたが
それは僕の文章力の問題であって、
本のほうはすごーく簡潔でわかりやすいですよ。